映画「シェイブ・オブ・ウォーター」 人間ではない生命体との恋は成立するのか?レトロな色調で、大人な恋を描く秀作。

映画、観ました。

「シェイブ・オブ・ウォーター」

先端研究を行う機関で、清掃員として働く主人公。彼女は声帯に問題があり喋ることが出来ない。ある日、研究機関に謎の生命体が運び込まれてくる。それは、南米で捕獲された水の中で生きる生き物だった。その生き物が閉じ込められている研究室を清掃するうちに、主人公はその生き物と手話でコミュニケーションできるようになっていく……
人間と非人間の恋を描いている。内容は異なるが、イメージ的には「美女と野獣」。ストーリーは込み入っているわけではないが、作りが丁寧。まず、レトロ感がありながら、落ち着いた艶やかさのある映像が心地良い。また、出てくる人物のキャラがしっかり描かれていて、感情が引き込まれていく。キャラも多様なので、色々な感情が想起される。脚本、テンポも良く、飽きさせない。たまにミュージカル調になる部分もあるが、嫌味はなく、内容にマッチしていて、心象をよりクリアに描くことに成功している。主演のサリー・ホーキンスさんも素敵で、言葉を話さないにも関わらず雄弁に心象を表現する。非人間との恋なので、もう少しプラトニックかと思ったが、意外と大人の恋になっている。だが、さりげなくエロティックで、嫌味がない。全体的に、非常にバランスの取れた作品。
勝手な評価:⭐⭐⭐⭐(丁寧な作りが心地良い)

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