映画「祈りの幕が下りる時」 とてつもない構想力に驚愕!サスペンスなのに、泣けて、鑑賞後、何故か幸せな気分になる。何という傑作!

映画、観ました。

「祈りの幕が下りる時」

東野圭吾さんの人気小説を映画化。新参者シリーズの完結篇。
日本橋近辺でほぼ同時に起きた殺人事件。全く無縁と思われたこれらの事件が関連を持っていた。そして、それは主人公の刑事、加賀恭一郎(阿部寛)の何十年にも渡る、過去、生い立ちと大きな関わりがあることが判明していく……
本当に、とてつもない物語だと思った。あまりに素晴らしくて、これだけの話を書かれると、多くの作家の方は次にどんなものを書けば良いのか途方にくれるのではと思ってしまう傑作。
ストーリーの練られ方は言うに及ばず、それらと人の内面、人生が絶妙に絡んでいて、サスペンスなのに、かなり泣かされるし、鑑賞後の余韻がすごく良い。殺人事件の映画を観たとは思えない幸福感がある。ちょっと信じられない出来。「容疑者Xの献身」も本当に良かったが、それに匹敵する。
さらに驚くのが、シリーズ作だということ。主人公の生い立ちを絡めているので、シリーズ当初からこの話を構想してないと、前作などと辻褄が合わなくなりそう。なので、最初から構想してたとしたら畏るべき構想力。反対に、シリーズ完結篇になってから、前作と辻褄を合わせて、この物語を作ったとしてもやっぱり凄いが……うーん、どっちにしろ構想力が桁違い。
題名も非常に粋であることが鑑賞後わかる。微に入り細に入り、本当に凄いなー。
阿部寛さんを始め、役者の方も素晴らしい。
勝手な評価:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️(東野作品の中でも最上位の傑作!)

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