映画「関ヶ原」 義将と言われた石田三成はなぜ天下分け目の決戦で勝てなかったのか?

映画、観ました。

「関ヶ原」

かの有名な天下分け目の決戦である「関ヶ原の戦い」を、敗軍の将、石田三成の視点で描いた作品。歴史は勝者の視点で伝承されていくので、石田三成のイメージは、一般的には良くない。だが、石田三成の視点で見れば、石田三成は相当の義将であったようだ。この時代には、珍しく、側室もいなかったようである。
歴女の中では、石田三成が1番人気と聞いたことがあるが、義に厚く、側室も持たないところと、滅びの美学みたいなものが、歴女を惹きつけるのかもしれない。男の中では、石田三成は杓子定規で、堅物で、人の心が分からず、しかも戦に弱いということで、嫌いな武将のトップクラスだと思う。
観ていて思ったのは、やはり理想とロジックだけでは、人は動かせないなということ。三成は、義にこだわる余り、恨みを買い、戦略を狭めてしまう。それを見透かす家康は、三成の周りから、上手に人を引き剥がしていく。勝敗は戦う前についており、人望の差が勝敗を分ける。
義とは言うものの、実際は一つであるはずがなく、義も人の数だけある。三成は自分の義にこだわり過ぎたのだろう。
映画では、各地の武将が方言で話すのだが、非常に分かりにくい。関ヶ原の戦いの頃の日本は、地方地方が一つの国のようなものだったのかなという気もした。そうであれば、義など各地各様で、まとまらないだろう。
三成の旗印「大一大万大吉」は「One for all, all for oneであれば、平和になる」との意味らしいが、人類には早過ぎる義なのかもしれない。
時代の風俗や各地の言葉などにリアリティがあって、それはそれで良かったのだが、リアリティがあり過ぎて、方言で何言ってるのか分からないことが多かった。展開も早く、登場人物も多いため、何が起こっているのかフォローも大変で、完全に理解出来てないかも。もう少し、分かりやすくても良いかなと思った。
勝手な評価:⭐️⭐️⭐️(楽しめる)

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