本「かがみの弧城」辻村深月: 辻村ワールド全開の秀逸ファンタジー! 最後がグッときて、何より温かい気持ちになる

本、読みました。

「かがみの孤城」 辻村深月

イジメにあい学校に行くことが出来なくなった主人公。ある日、家の鏡が光っていることに気付く。鏡に触れてみると、異世界の孤城に引き込まれる。鏡は、異世界との出入口だった。異世界の孤城には、同年代の中学生6人も同様に引き込まれていた。この城に隠された「願いの鍵」を1年以内に見つけた人は、一つだけ願いが叶うという。異世界に居られる時間は毎日朝から午後5時まで。現実と異世界を行き来する7人の1年間を描く。
辻村さんの初期の作品を思わせるファンタジーで、まさに辻村ワールド。ストーリーは本当によく作られていて、様々な伏線が最後に一つの物語、事実に繋がっていく様は見事と言う他ない。一見バラバラに思えるものを、一つにつに結実させる構成力に圧倒される。ファンタジーとしての謎解きにも魅了されるが、少年少女たちのドラマも読み応えがある。解かれた謎がまた切なくて、グッとくる。そして、終わりは希望に満ちている。読後感が爽やかで、あー、読んで良かったという感じ。かなり長編だが、一気に読めると思う。
勝手な評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(最後が温かい)

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