映画「光をくれた人」 人の心に光を照らすのは、人の心。人生の罪と罰と救いを荘厳に描いた秀作

映画観ました。

「光をくれた人」

第一次大戦に従軍し、生還した主人公。あまりに多くの死を見たことにより、生きる希望を失っていた。そんな主人公は厭世観もあり、人とほとんど会う必要がない、孤島の灯台守りになる。だが、そんな主人公にも最愛の妻ができ、人生に光が灯る。妻が妊娠し、益々、人生が輝きを増すかに見えたその時、二人に悲劇と、人には言えない秘密が生まれる…
正直に真面目に生きている人が犯した罪。本人たち、そして周りはどう向き合っていくのか。誰が悪いと言い切るだけでは、何も解決しない難しい状況に、翻弄される人間模様が、とても切ない。
全編に流れるキーワードは光。洋上の船を導くのも光なら、人の心を照らすのは、他の人の心の光である。切ない映画であるが、たとえ少しの間違いがあったとしても、真摯な生き方が生み出す人生に、何か救われる。
カットが荘厳で美しく、何か映画を見たなーという感じがする秀作。
勝手な評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(誰かが誰かの心に光を照らす)