映画「花戦さ」 野村萬斎さんの演技に圧倒される!華道家と権力者の闘いを描く

映画観ました。

「花戦さ」

戦国時代。花を生けることで平安を願う僧侶たちが京都にいた。池坊と呼ばれる僧侶たちであり、現在の華道家池坊の始祖である。その僧侶の中の一人、池坊専好(野村萬斎)を主人公とした話。
話の軸は、利休切腹で、それに付随する太閤秀吉の圧政に、主人公が花を持って諌めるという顛末を描く。
恐らく、作者の意図ではないと思うが、権力者の末路は醜いなと改めて思った。死して、人々に慕われる利休と、偉業を成し遂げながらも、死して、人々に蔑まれる秀吉の人生の哀しさが対照的。権力者は、「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」を肝に銘じるべきだろう。また、芸術家と権力者は本来合わないはずで、実利を求める権力者にとっての芸術とは唯のアクセサリーに過ぎないのだろうなとも感じる。そう考えると、道を極める利休が秀吉の意図通り動くはずもなく、利休切腹も必然だったのかなとも思った。
たぶん史実では無いのではないかと思ったが、ストーリー、脚本も良く、楽しめる。際立っているのが、野村萬斎さんの演技。顔の表情の豊かさと、感情が宿ったような動きに、圧倒される。ストーリーに関係なく、見ていたくなる、凄い演技で、必見かも。狂言師って凄いなー。
勝手な評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(楽しめる)

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