本「蘇我の娘の古事記」 独自の解釈で大和朝廷を描いた歴史絵巻の傑作!

読みました。

「蘇我の娘の古事記」 周防柳

大和朝廷で国史の編纂に関わる官吏一族を軸に、乙巳の変からの大和朝廷の出来事を描く。乙巳の変とは、蘇我氏が中大兄王子らに誅殺された事件である。
いやー、メチャクチャ面白かった。謎が多い大和朝廷の出来事に関して、古事記をベースに独自の解釈を入れて物語を構成。古事記に関する疑問点も、鮮やかに矛盾のない解釈を加えていてお見事。登場人物のキャラも良く描けていて、歴史としてでなく、物語として入り込んで読める。歴史を踏まえつつ、しっかり物語になっている歴史物って大好き。歴史って滅ぼされた側から見ると全く異なって見える。歴史の通説は勝者の成功譚に過ぎない。そういう歴史の面白さがわかる傑作。
勝手な評価:⭐⭐⭐⭐⭐(メチャクチャ面白い)

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